ArpaGo

コンセプト

ArpaGoは、囲碁の格子状の構造をグラフへ一般化した作品です。
通常の囲碁では、盤面は「点とそれを結ぶ辺」からできていて、
各交点からは基本的に4方向へ辺が伸び、外周や角だけ条件が変わります。
ArpaGoではこの前提自体をステージごとに組み替え、
異なる接続構造の上で囲碁を遊べるようにしています。

見どころ

  • 六角格子のハニカム構造のように、通常の囲碁とは隣接関係そのものが異なるステージがあります。
  • 盤面は2次元平面に限らず、球面やトーラス面のような曲面上にも展開されています。
  • たとえばトーラス面では全ての点が4本の辺を持ち、盤面全体が周期境界としてつながっています。
  • ルールは囲碁の延長線上にありつつ、各点の接続数や境界条件が変わることで、これまでにない戦略が生まれます。

この作品について

ArpaGoでは、各ステージごとに専用の判定アルゴリズムを作っているわけではありません。
最初にJSONでグラフ情報を与え、各点の接続関係と座標を定義し、
ゲーム内部ではその情報をもとに石の配置や連結、見た目の表示を処理しています。
3Dモデル側もそのグラフに対応する形で配置しており、
ステージ固有のロジックを書き足さなくても新しい盤面を追加できる構成です。

この設計により、ハニカム、球面、トーラス面など多様なステージを同じ仕組みで扱えます。
現時点ではユーザーが自作ステージを追加する機能はありませんが、
仕組みとしてはそうした拡張にも十分つなげられる余地があります。
囲碁の本質を保ったまま、盤面の前提だけを差し替えることで、
新しい読み合いと空間感覚を楽しめる作品になりました。